【「落としぶみ」進藤健次郎】

令和２年の秋に、秋田の脳外科のＳ先生が、ご自分の定年に際し、

記念に「落としぶみ」という小冊子を出版された。この冊子の名を「落としぶみ」とされた訳が中の一文に書いてあり、エゴツル

クビオトシブミと言う虫がエゴの木に揺籃を付け、それが地面に落ちる様を、平安の女性が恋文を男性の通り道に落とす“落とし文”に例えて「落としぶみ」と言う事を知った。秋田の小泉潟公園にエゴの木があり、Ｓ先生はこの年の６月に満開の白い花をつけたエゴの木に「落としぶみ」を見つけた事が書いてあった。私も是非この優雅な「落としぶみ」を見たいと思い、昨年の６月にＳ先生ご夫妻に案内して頂いて小泉潟公園で撮影したのがこの写真です｡“落としぶみ”なんと美しい響きの言の葉でしょう。日本人に生まれた喜びを感じるひと刻です。

【｢リース」奥山俊浄】（水彩）

数年前に久しぶりに描いた水彩です。
油彩のように修正ができないので苦心しました。

※サイズ：409×318（単位：mm）

 

【「しだれ桜」照井廣實】（油彩Ｐ50号) 

庭のしだれ桜を描きました。毎年、美しい花を咲かせますが、作品はこの一点だけです。

※Ｐ50号：117.0×80.5（単位：cm）

【「夕空を映す雪解けの田」鈴木敬麿】

撮影は３月下旬の夕方。場所は由利本荘市東由利です。

OLYMPUS TG-3 Tough, Pモード、ISO 100、400mm、F 2.7、1/40秒、- 0.3ev.  

【「スノーモンスター」佐藤誠】

厳冬期の数少ない晴天の日、森吉山の中腹ではモンスターに遭遇する。

 

カメラ機種名　Canon EOS R
シャッター速度　1/1600
絞り数値　9.0
ISO感度　200
レンズ　Canon RF24-105mm f/4L IS USM

【「厳冬の雀たち」照井廣實】（アクリル画）

我が家の冬の庭に集まる雀たちが、寒さに負けず無事に春を迎えてほしいという思いで描きました。

※26×19（単位：cm）

【「冬の静物」奥山俊浄】（油彩　Ｆ10号）

数年前のものですが、画面左上から差し込む光を描いたつもりでした。その奥に部屋の入り口を描いたのですが、今見るとわかりづらく、他に描き方があったと反省しています。

※Ｆ10：530×450（単位：mm）

【「通りぬけ通りぬけても紅葉哉（正岡子規）」間宮繁夫】

雨上がりの庭園を散歩しました。道のあちこちに水たまりがあり、その水面に周囲の紅葉がきれいに映っていました。道を曲がった先にもまた紅葉を映す水鏡。楽しい散歩でした。

 

FUJIFILM-X70, FUJINON 28mm F2.8, F8, 1/250秒, ISO-1600.

 

【「錦秋の鳥海山」佐藤誠】

長い冬を前に精一杯の化粧をした鳥海山

 

カメラ機種名　Canon EOS 5D Mark Ⅳ
シャッター速度　1/250
絞り数値　6.3
ISO感度　400
レンズ　Canon EF24-105mm f/4L IS Ⅱ USM
焦点距離　38㎜