フォトギャラリー ―無断転載を禁じます―
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【「エトランジェ」黒川博之】
3月下旬、私はとある人造湖に佇んでいた。暮春が迫る中、クォークォーの鳴き声をたてて彼方此方から白鳥の群れがバサバサと湖面に着水してきた。あたりがすっかり闇に包まれる頃、湖の一面は夥しい群れに埋め尽くされていた。翌朝に再訪すると羽音高く、彼らは次次に湖面から空高く北帰行の最中で一時間もすると家族らしい4、5羽を残してすっかり消え湖面に静寂がもどった。
しかし写真のように春夏秋冬、写真のような白鳥のみられる小さい湖がある。
彼らを何と呼ぶのだろう。越冬落伍者、残留孤児、抑留者、棄民抑留民、異邦人、旅人。いずれ彼らは何時も湖の同じ場所に浮かんでいる。「越鳥巣南枝」という言葉を辞書に見つけた。南方の越からきた鳥は巣をかけるにも南に近い枝を選ぶそうだ。故郷忘れ難し。
栗山池公園ニコンDX 100 オート撮影。
しかし写真のように春夏秋冬、写真のような白鳥のみられる小さい湖がある。
彼らを何と呼ぶのだろう。越冬落伍者、残留孤児、抑留者、棄民抑留民、異邦人、旅人。いずれ彼らは何時も湖の同じ場所に浮かんでいる。「越鳥巣南枝」という言葉を辞書に見つけた。南方の越からきた鳥は巣をかけるにも南に近い枝を選ぶそうだ。故郷忘れ難し。
栗山池公園ニコンDX 100 オート撮影。
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